市が尾駅から古墳群を散策(2018年1月12日)
年明けの2018年1月12日、
市ヶ尾駅から古墳群の歴史を訪ねてみました。
田園都市線、市ヶ尾駅から出発です。
市が尾駅
田園都市線、市ヶ尾駅から出発。
西口を出て横断歩道を渡るとちょっと変わった
ネコのモニュメント(本を読んでるネコ?)に出会えます。
そのまま、左方向に行くとおさかな広場。
ここの交差点を左折すると青葉区役所です。
市が尾竹下地蔵堂
しばらく、道沿いを行くと、
上市ヶ尾町内会館の隣に市が尾竹下地蔵堂が見えてきます。
別名『千日堂』。
階段の近くに10体程のお地蔵様が並んでいます。
毎年11月30日に、お十夜の法要が開催されているそうです。
市が尾横穴古墳
道なりに行くと、左側に高台が見えてきます。
その高台をめざして行くと、市ヶ尾横穴古墳に辿り着きます。
県指定史跡名勝天然記念物。
7世紀の横穴式墳墓が約20基程、残っています。
ここから見る丹沢、富士の景色が素晴らしく、大山に沈む、
夕日が美しいとのこと。
鶴見川
元の道を戻って、しばらく歩くと鶴見川が見えてきます。
天気の良い川沿いの道を歩くと気持ちいいです。
鶴見川の源流は、東京都町田市の北部、多摩市との境に近い
多摩丘陵の谷戸群。
源流付近の湧水が集まる水域には、
ホトケドジョウ、ギバチ、スナヤツメなどの
魚類が生息しているそうです。
医薬神社
鶴見川を越えて、珍しい名前の医薬神社へ。
医薬神社は、天正年間(1573-1592)に創建した
医王山薬王院東光寺内に境内社として創祀したといいます。
明治初年の神仏分離令に際して、寺を廃して医薬神社としたとのこと。
稲荷前古墳
道を戻り再度、鶴見川から離れて、北の方向に行くと、
稲荷前古墳が見えてきます。
今日のゴール地点。
稲荷前古墳も県指定史跡名勝天然記念物。
4世紀から5世紀にかけて谷本川流域を支配した豪族や
地元有力者の墓と言われています。
その多くは破壊され、3基を残すのみ。
前方後方墳で神奈川県内でも類例が少ないそうです。
ここからの眺望も素晴らしいです。