とくおんじとうかいしょうにん

徳恩寺等海上人の徳しのぶ

徳恩寺等海上人の徳しのぶ

区内奈良三丁目にある今から670年前に創立された徳恩寺には、等海律師の墓があり、後に三代将軍家光から寺領七国を賜ったそうです。
この師は川崎市麻生区王禅寺の中興の祖で、本堂建設のため寺領の山の奥深く入り、用材を選択していたところ、野生の柿の老木を発見、この柿の実が大変甘味であったので村人に栽培を勧めたのが禅寺丸柿の由来と伝えられています。
子年観音の聖観世音菩薩は、本尊の虚空蔵菩薩の脇侍として祀られています。

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